今年の受験が、残すところ公立高校のみとなりました。
受験ですから、そして私が運営しているのは学習塾ですから、出来る限り全員の第一希望を叶えようと日々奮闘しておりますが、なかなか思い通りにならず、この時期は現実から逃げたくなることも多々あります。
何年経っても、生徒や保護者様の悲しそうな、寂しそうな表情に慣れることはありません。
その中で今年、最も印象的だったのは、とある男子生徒です。
中学1年生の最初から、受験が終わる中学3年生まで通塾してくれました。
また、受験の終わった今も、自習室で高校内容の予習をしています。
この男子生徒について、本人の許可も受けましたので、少し振り返ってみたいと思います。
(「ある程度好き勝手書いてもええで」と言われたので、好きに書かせてもらいます)
この子の中学1年生時代を思い出すと、「計算は速いが、雑」「『漢字が全く覚えられへん』と逃げの手を打つ」「英単語も同様」といったネガティブな記憶が先に来て、「素直さ」など、ポジティブな要素の方が少なかったように思います。
初めての五ツ木模試は偏差値50ちょっと。
保護者面談でも「もっとやれば上がりそうな雰囲気はありますが、部活だなんだとそちらに時間を割くなら、星林高校が関の山でしょう」というお話をしたように思います。
ただ、このときの保護者様の反応は、「(本当に今の時代に増えた)言うてるんですけどねえ」といった諦める雰囲気でも受け入れる雰囲気でもなく、「では、どうすれば成績が上がるのでしょうか?」といったものだったことはよく覚えています。
私は、「宿題を塾の日のギリギリに済まそうという学習姿勢を早く改善しなければなりませんから、まずは宿題を早めに終わらせる癖をつけるところからだと思います。本来、当塾の自習室は塾の宿題を進めるためのご利用を制限していますが、まずは自習室で塾の宿題をし、学習の癖をつけるようにしていきましょう。ただし、自習室は授業の翌日に必ずお越し下さい。つまり、週2回の授業のあと週2回の自習室をご利用頂き、週4回は塾に来るようにしましょう。そして、それが本当に出来るのかどうかも含めて、様子を見ていきましょう」とお伝えし、中学1年の9月あたりから週4回の通塾が始まりました。
本当のところをいえば、他府県では週3日、4日くらいの勉強をする中学生は多いです。
自習室の無い塾に通塾していても、家庭学習で課題を進める日を設けている子が多いです。
しかし、和歌山はまだその位置に意識を持っていける中学生も保護者も割合的には低いと感じています。
まあ、その結果が今の公立中学生の惨憺たる学力になっているわけですが・・・。
ですので、この生徒もどこまで出来るのか、ご家庭の協力を頂けるのか半信半疑でスタートすることとなりました。
この子が、そしてご家庭が素晴らしかったのは、週4日、ほとんどの週でそれを続けていったことです。
とはいえ、自習室に来ても、塾の宿題をする=他の人も当たり前にしていること、を続けているだけですので、その次の模試では、さほど好影響が出ることはなく、ちょびっとだけ上昇を見せたものの、現状維持に近い偏差値となりました。
ただ、週4回を継続して来れましたので、次の段階です。
「今度は塾の宿題+課題としましょう。この子に必要な課題を与えます。宿題と共に、そこまでクリアしたら帰って良いという日も作りつつ、頑張ってもらいましょう。」という、課題=学力を伸ばすための学習を追加してみました。
それもまた、よくこなしてくれました。
半年続けた後の、中2の夏休み明けの模試では、偏差値59.9、向陽高校を狙うにせよ、高専を狙うにせよ、また私立高校に進学したいとなっても通用しそうな学力(合格だけなら桐蔭高校も行けるかもと思いましたが、中2の段階では内申点がそこまで無かったし、五ツ木模試で偏差値59.9だと、桐蔭高校で平均点以上を維持するのは難しそうなので勧めることはありませんでした)まで到達しました。
これならまだまだ上がる、課題内容を更に重くして学力を更に上げていこうという道筋が見えました。
ところが、この頃に異変が起こります。
勉強したくなくなったのです。
自習室に来なくなり、週2回の塾の授業だけを受け、それ以上はやりたくなくなったのです。
これは中学2年生で起こる可能性が高いこと(むしろ、和歌山県内で起こらないとしたら、その子が立派なだけと言っても良いと思うほどのこと)で、そこまで頑張って来ても、夏の部活で大きく体力を使い、部活で最上級生となり忙しくなり、周囲のある程度以上の偏差値が必要な大学への進路が消え去った生徒たちのお気楽な様子を見て、また、単純に中学2年生の後半から、努力だけではなく能力も必要な学習状況になったことで、中学2年生を乗り越えられずに沈んでしまう子は公立中学生だけではなく、全中学生に起こりがちなことです。
(余談ですが、子どもたちにも保護者様にも、私は常に「中学2年生を乗り越えられるかどうかで高校受験は決まる」とお伝えしております。更にいえば、大学受験も大きく、平均以上の大学、以下の大学に進学できるかどうかもこの時点でほぼ確定すると思っています)
この子もしばらく・・・1ヶ月か2ヶ月か、様子を見ていましたが、なかなか改善が無く、もしかしたらこのまま勉強は無理になっていってしまうのかもしれない・・・でも、模試で偏差値60近くはあるし、成績が低下していっても星林高校合格は確実レベルまでは何とかなるかもしれない・・・と、覚悟を決めつつ、ただ、ギリギリのラインを探り、せめて星林高校合格の学力は維持させて高校受験をしてもらおうなどと考えていました。
ところが嬉しい変化が起こります。
また、週4日の通塾が復活したのです。
そして、課題も以前のようにこなしてくれるようになりました。
これが非常に大きかったです。
今のご時世もありますが、保護者は子どもの好きにさせ過ぎてしまって、1度潰れたらおしまいとなるパターンがものすごく目立つようになっているからです。
(後に生徒から話を聞くと「母親から『ええから塾に行き』ばっかり言われて無理やり行かされた」と言ってましたが、お子さまの性格や目標もありますが、それくらいの強制力を働かせても良い子はたくさんいると思いますし、それがあって初めて能力を発揮出来てくる子もたくさんいると思います)
その後は、私の精神的な部分では楽なものでした。
本人はしんどかったと思いますが。
必要に応じ、週5日(授業2日+自習室3日)にしても素直に来てくれましたし、1回の自習室利用時間を3時間、4時間、5時間と伸ばしても(ときに集中力を切らせて、やる気を出し惜しんでいた日もありましたが)ある程度素直に応えてくれ、とにかくこちらから出す課題の多くを期限を守ってクリアしてくれましたし、おかげで中3の夏休み前には入試レベルの問題にも比較的多く取り組める時間を作ることが出来ました。
そして、合格に必要な学力を得るための「学習量」を週単位で確実にこなせるレベルに到達し、これは志望校合格の可能性が高まったなと感じました。
それでも受験は何が起こるか分かりませんから、さらに、入試前の12月からもう一段ギアを上げ、過去問演習や過去問をより深く理解するための課題をこなすため、ほぼ毎日のように塾に来るようにし、その点もこなしてくれた結果、見事、志望校合格を勝ち取ってくれました。
(最終的な内申点も考えると、桐蔭高校でも大丈夫だった可能性が高いと思います。ついていくのはちょっとギリギリかな?という最終学力だったので、桐蔭高校を選択しなかったことは正解でしょう)
この子は、素晴らしい継続力を見せ、そして学習量を確保することで、能力を上げ、学力を発揮できるようになってくれました。
3年間の自習室利用時間を計算すると、1,000時間を超えているのではないでしょうか。
(でも、運動で高校行く人も、1,000時間かそれ以上に練習して行ってますから同じですね)
今も、高校内容の予習のため、週に10時間は自習室に来るよう伝えていますが、今のところ守られています。
そして、後輩たちも同様の動きを見せてくれている子が、中1から偏差値を10以上上昇させる結果を出してくれています。
勉強が全てでは決してありませんし、健康であったり、人格であったり、もっと大切なものがあることは分かりますが、特に若いときは社会に出てからの実績が無いので、学力で測られることが多いのも事実ですし、それは数十年後もまた同じでしょう。
そのために当塾が役に立てたのではないか、と思えることが、塾をやっていて最も嬉しいことですし、このままいけば、20代、30代、そして、もうそこまでの生き方が間違っていても修正がほとんど効かない(と、私は思っている)おっちゃんと言われる年齢になっても生きやすい状況になるのではないかと大変期待しています。
そして私もまた、1人でも多くの塾生が、先輩の真似が出来る、更に上回ることが出来るよう、新たな年度も頑張ろうという気力が湧いてきます。
1人の子どもの努力が、本人、保護者、そして塾関係者の私をも喜ばせてくれました。
塾の人間は、子どもを支え、また子どもに支えられながら、結果を出していくのが理想形なのだろうという気持ちを強くした、今年の入試でした。
今、当該生徒に伝えたいことは、「物理、数学もいいけど、化学も早めに手をつけといて、高校が始まったときに感じるギャップをもっと小さくするために準備急いでね。今日、2月22日は自習室来てないけど、明日は来てくれると信じてるで・・・」です。
今日すら頑張れない人は、明日も頑張れないので、23日こそ来てくれると信じてます。
と、(読んでいるかどうか知りませんが)プレッシャーを与えて終わりたいと思います。
乱筆乱文失礼致しました。
以上。
明けましておめでとうございます。
当塾は2026年1月22日(木)で丸6年の運営となり、7年目を迎えます。
未だに生徒が全く来ずに塾を畳む夢を見ます。
子どもたちに勉強を教えること、成長を促すことは、大学生のアルバイト時代から始まり、ずーっとやってきたわけですから、全くの未経験の方よりはさすがに上手になっているのではないかと思いますが、それにしても経営センスが全くないので、2教室目がどうなるのか全く分からないまま数年が経ってしまいました。
(なお、2026年は広げる可能性ゼロでいきます。報道を目にするに、日本版DBSが始まらないことには、怖過ぎて誰かと組んで仕事が出来ませんので、そちらが本格始動してから改めて考えたいと思っています)
ただ、人生というのはどうなるのか全く分からないものです。
確かに勉強は頑張りましたが、高校生や大学生の頃は、まさか就職氷河期で希望の職種につけず(劣悪だった条件はハナから避けることはさせて頂きましたけれども、良い条件には恵まれませんでした。まあ、これも自身の能力不足ですから仕方ありません。)、アルバイトしていた塾でそのまま社員登用となったり、それも辞めちゃって、アレコレ経つうちに塾屋のオヤジになるなんてことは夢にも思わなかったですし、現在地は、若かったあの頃思い描いていた未来とは全く違うものになっちゃってますね。20代前半のときは、すぐに塾を辞めて思い描いていた本道に戻ろうと思っていましたし。ただ、想定以上に基本給が増えたこともあって、塾の生活も悪くないかと20代後半のときは思うようになっていました。そして、30半ばくらいで、今の仕事から大きく離れたことはもう難しいかな、と覚悟を決めたというところです。孔子が言うところの「四十にして惑わず」より、ほんの少し早く不惑を迎えた、そんな感覚でした。
そもそも私が和歌山に移り住んだ最大の理由は「おじいちゃんが長くないかもしれない」という話があって、兄弟の中で唯一子どもがいなかった私が「ほな、僕が行こか」となり、祖父の通院介助をしていたら、祖父の病気は快癒し、まさかの祖母が2019年に先に亡くなり、祖父が残っているところからしてもう、私にとっては想定外も良いところ。
そんな祖父が昨年、満100歳を迎えまして、猫2匹も元気に過ごしておりますので、それが一番。
今年も子どもたちの成長や将来のため頑張っていきたいと思います。
お月謝について
当初想定していたお月謝にほぼ達したお月謝にさせて頂きたいと思います。
本年2月入塾者より、小4、中1の、1授業2時間を月謝16,000円、そして小4~小5、中1の1授業2時間30分のお月謝を20,000円とさせて頂きます。
1人でやっていて、消耗品の値上げもそれほどひどくならず、そして消費税が10%のままであれば、このお月謝で十分頂いていることとなりますので、当面の間、値上げは無しでいきたいと思います。
むしろ、チャンスがあれば、昨年末のように値下げをさせて頂きたいと思います。
ただ、誰かと仕事をするとなった場合は、その方のために個人事業主から法人にならないといけないでしょうし、そうなった場合には現在の、内税で設定しているお月謝は外税にせざるを得ないか・・・とも思いますが、そのときの社会情勢次第も関係することですから、今はあまり考えないようにします。
長くなりましたが、上記の通り、すみませんが、お月謝を1,000円、2,000円と値上げさせて頂きますが、宜しくお願い致します。
今後の目標
塾内平均偏差値の目標を立てました。
小学生は五ツ木駸々堂模試平均偏差値53以上、中学生は五ツ木模試平均偏差値58以上。
共に、県立中、私立中、私立高を含めて、選択肢が広がり始める偏差値だと思いますので、それ以上が塾のレベルになるよう頑張りたいと思います。
そのため、今までより厳密に入塾テストを行い、小5以上中2以上共に偏差値40~45に満たない学力と判断した場合には、体験授業をお断りするようにしようと思います。また、通塾生においても、小中共に偏差値40に満たなくなった場合には退塾、中学生のみですが、テスト対策の参加等を鑑みて、努力出来ない子やご家庭が学習を軽視していると思われる場合に、偏差値45未満であれば退塾頂こうと思います。
もう、和歌山の、特に公立中学校の学習指導がどうしようもないところまで落ちているので、正直なところ、公立中学校で平均点くらいのお子さんでしたら入塾をお断りすることもあるかと思いますが、少なくとも私は現在のところ、当塾の指導レベルを落とす気にはなれないですし落とすことが正しい教育だとは思えませんので、そのようにさせて頂きたいと思います。
私もいつか老化が進み、それほど大したことを教えられなくなるでしょうから、そのときにはお月謝や目標を下げざるを得なくなるとして、それまでは意欲も能力もある子に対しては難しいことも教え、挑戦させ、厳しく接して能力を伸ばしていけるようにしたいと思います。
人間、それも成長が大きく見込める子ども相手の仕事ですから、甘やかすわけには参りません。
うちの猫は甘やかしますけれども。独り立ちさせる必要がありませんし、将来お世話になることもありませんからね。
あと20年から25年で完全引退となると思いますのが、それまでは頑張りたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
もし、私が超人でしたらあと30年くらい頑張ります。
以上。
本日、午前中に智辯和歌山中の私塾対象説明会がありました。
その中で最も驚きましたのが、次年度より開始される「理数総合入試」です。
「理数総合入試」は平たく申しますと、「県中向けの学習をしている子の中で、国語・社会・作文対策は遅れが出ていても、算数・理科をしっかり出来ているのであれば受験、合格出来ますよ」といったもので、受験の選択肢が広がることは、受験生にとってプラスの捉え方が出来ます。
試作問題を拝見致しましたが、試作段階では、各塾の県中対策コースでも上位でなければちょっと厳しいかな?という算数と、標準的に出来ていれば解けそうな理科で構成されていました。
このあたりは、本番までに調整をかけていくということを仰っていましたが、国語・社会・作文が無いのだからこれくらいの難易度、もしくは知識量は問わなくても活用するレベルがもっと高くても良いだろうという思いと、県中狙いの子たちから智辯和歌山中に気持ちを向かせるには難易度が高過ぎてもいけないし・・・という、そのバランスの中でものすごく試行錯誤されているのだろうなということが伝わってきました。
個人的には、優秀な理系の子(国公立大学受験でハイレベルに戦える文系の子も)を作っていくためにも(それが智辯学園中が他校との区別化で最もたるアイデンティティだと思いますので)、規則性の発見や利用問題は必ず出して欲しいと思いました。
ある程度、目の前の物事を規則性に落とし込めることは勉強をするにも、将来的な仕事、生活にも必須の能力だと個人的には思いますので。
なお、こちらの試作問題は、智辯和歌山中・高ホームページ(https://www.chiben.ac.jp/wakayama/)内の、入学案内タブ内→募集要項・出願でご覧頂けます。
前期受験・後期受験と併用出来ない点、合格してもS選抜には入れない点など、制限はあるものの、県中と併用して進路選択が出来る学校が増えたことは喜ばしいことだと思います。
なお、その他、来年もまた変化がありそうで、生徒募集戦略を練っているなという印象を受けました(さすがK先生、めっちゃ優秀やんとか思いつつ。多分、食堂を作ることも計画に入れてるんちゃうかな?と勝手に予想してます)。各私立中・高が競り合ってくれた方が、子どもたちにとってより良い環境となりますので、智辯和歌山中・高が動き始めたことはプラスでしょう。
16時前にホームページをチェックしたところまだ、2026年のパンフレットはありませんでしたが、近々掲載されることでしょうし、ご興味のある方は是非、智辯和歌山中・高のホームページをご覧下さいませ。
以上です。
(推敲出来ていないので乱筆乱文がいつも以上にひどいと思います。ご不快な思いをさせてしまい申し訳ございません)
明けましておめでとうございます。
当塾は2025年1月22日(月)で丸5年の運営となり、6年目を迎えます。
初年度、2年目くらいまでは、廃業したときには何をしようかなということをよく考えておりました。
自分自身に経営能力が無いことは承知しておりますので、今でも全く考えないわけではないのですが、なんだかんだとしばらくやっていけそうだという希望を持つようになりましたので、年に片手程度しか廃業のことを考えなくなりました(未だに色々心配しながら調べたりしてますけども)。
これもひとえに、ご通塾下さり頑張ってくれる生徒たちのおかげであり、またお預け下さる保護者様のおかげです。
大変感謝しております。
今はどこかのタイミングで教室を1つか2つ増やして、私自身はあと20~25年ほど頑張らせて頂けないかな(あとのことはあとの方に任せるとして)と思う次第です。
今は、そういう希望を持って頑張らせて頂いております。
でも、なかなか人件費も高騰していますし、良い人材はそれなりにお給料を支払わねばならないわけで、そういったことも考えていくと、お月謝を値上げして人件費を得て社員さんにお給料を支払うより、このまま細々と1人で頑張り続けるのも良いのかなあと、若干弱気になっていることも付け加えさせて頂きます(ちょこっとは維持管理のために値上げしないといけないとは思いますが、2025年は値上げしない方向でおります)。
パートさんの社会保険料を支払わねばならないとか、経営拡大に良いニュースは全くありませんね。共倒れを避けるためにも、ちょっと嵐が過ぎるまでは大人しくしているのが良いのかもしれません・・・。
まずは、昨年は申し訳ないことを致しました。
毎年、新中1生は体験授業の段階で2~3名というのが当塾の姿でしたので、2024年もそんなもんやろと思っておりましたら、20名以上の方から体験授業のご希望を頂戴してしまい、結果的に、早かった方から順に10名ちょっとしかご入塾頂くことが出来ませんでした(それでもうちのキャパぎりぎりです)。
その後も、当塾の自習室のキャパシティーの問題もあり、年の途中にご連絡頂いた方も基本的にほぼ全てお断りするしかなく、せっかくのご希望にお応えできず申し訳なく思いました。
ただ、だからすぐに第2教室ということでもなく、塾講師として毎回の授業は当然ながら、どのように長期計画で「線」として子どもたちを伸ばすことが出来るか、そのあたりをよくご存じの講師もしくは、育ってくれれれば3年くらいで何となく掴み始められそうな能力を持っているだろう若い講師でないと、共に仕事をする気はないので、良い出会いが無い以上、まだ1人塾長でやらせて頂くつもりです。
本年は、新小4は1月9日(木)13:00より、新中1は2月6日(木)13:00よりどなた様でも体験授業をお受付致しますので、もしもご希望でしたらお早めにご連絡下さるとありがたいです。
(塾生・卒業生のご兄弟ご姉妹や、過去にご縁があって早めにお受付している方もいらっしゃいますが、新小4は2名、新中1は5~6名ですので、新中1ではあと3~4名ほどのお受付が可能です。)
本年の休塾日
本日の1月1日(祝水)と、7月5日(土)~8日(火)を予定しております。
7月6日(日)を空けるように、友人に言われております。
最近、気になること。
一番は、希望を叶えるための努力量が分かっていない大人も子どもも多くなっているのではないかと感じています。
私たちおっさんの世代は、同世代の人数が多かったものですから、自然と全てにおいて競争があり、私なぞは、運動無理!勝ち目無いし、勉強の方がエアコンが効いている部屋の中で座って出来る仕事に繋がりそうで将来は楽できそうだ!(でも、まさか塾をやるなんて夢想だにしておりませんでしたが)という考えで、小学生の段階で、オフィス勤務を考えて、それだけに学歴はなるべく高くしておこうなどと考えて努力して参りましたが、今の子どもたちは薄っすらとした将来像をどのように考えて行動しているのか、多少なりとも疑問に思うことが増えました。
夢や希望を大きく持つことは非常に良いのですが、大きな夢や希望を叶えるためには、大きな努力と時間が必要だということ、義務と権利が表裏一体のように、夢や希望と努力や時間は同じくセットとして考えねばならないということが、どうにも抜け落ちているのではないかと感じる子ども、そして大人も増えているように思います。
スポーツや芸能で考えたらすごく簡単なのに、どうして勉強となると実感が薄れるのかなとも思っておりまして、例えば、野球で認められて甲子園出場校に進学したい!という子が、週に2回、2時間ずつしか練習をしていなかったとしたら総ツッコミを受けるように思うのですが、勉強となるとツッコまない大人が格段に増えるように思います。大きな結果を残したいのなら、人が見ていないところでどのような努力をするのか?毎日どれくらい他の人以上に努力をすべきなのか?ということが重要なのは、すぐにご理解頂けると思うのですが、上位中学、上位高校に行きたい!上位大学や医歯薬系に進学したい!と希望を持っている場合に、それ相応の努力をしていない子どもに対して、大人はなぜツッコミを入れないのか不思議で仕方ないです。学歴を得るのは、その達成までに他人より多くの時間を、熱意をもって、効率的に、休みたい遊びたいときも我慢して努力し続けたから達成出来たのであって、自分らしくだとか、自分のペースでというやり方で手に入れたものではないのですが(そして、それでも思い通りの就職口が無かったという時代もあったわけで)。
中学受験、高校受験で、例えば、高校受験で桐蔭高校に行くぞ!と考えた場合、和歌山県内の公立中学生の上位5%くらいになっていないといけないのですが、じゃあ、君は上位5%を望むのだから、クラスで1番か2番といえるだけの努力をしているのかい?と問われて、自信を持ってYesと答えられる子はどのくらいいるのでしょうね。希望さえすれば、はいどうぞと与えられるような無料サンプルとは違うので、受験で合格するとなると、それだけの求められるものは必ずあると思うのですが、どうにもそのあたりの認識が薄いなあと感じています。
とにかく、義務と権利もそうですが、表裏の理解が薄くなっている原因は本当に様々で、その点を論じ始めると、とてもじゃないですがここで書ききれなくなってしまうので割愛致しますが、個人的には、夢や希望を大きく持つことは大いに結構!どんな世界に向けてであっても、まだまだ可能性は大きく残っているのだから、自分を卑下したり、小さく考える必要なんか全くありません!でも、その実現には、他の人がやっている努力は当然として、周囲が達してはいないであろう努力量に、熱意を持って、時間をかけて積み上げていかないといけないからね!ということを、もっともっと今の子どもたちに向けて指導するべきなのかという思いと、今は家庭じゃなくて塾がそこまでしなきゃならないものなの?という気持ちが半々です。
それでも、勉強をするというのが何のためか?というと、究極は、現役世代になったときに本人が生きやすくするためなので、その点も含めて指導していかねばならないのかもしれないなと思います。現役時代は40年やそれ以上ありますから、そこを苦しみ続けて生きねばならない状況としないよう、若い間に努力をするという大切なことを、ご家庭でもご指導し直すことが今の時代には特に必要になっているように思います。なお、勉強でなくとも、スポーツでも芸術でも何かしらで人に勝る結果を出せていれば大丈夫なので(能力の問題よりも、人よりも努力をすべきということと、努力の仕方を知っているという証明になりますので)その達成を出来ていれば何ら心配はございません。スポーツや芸術に多大な時間を突っ込んで結果を出していれば、勉強が多少おろそか(偏差値40~45前後くらい)になっていようと、全然問題無いと思いますし、社会もちゃんと子どもを評価します。勉強で結果が無い、スポーツも無い、資格など何も無いとなったときに、社会はその人を評価しないので、そこはちゃんと「我が子フィルター」を外して冷静に見定めないといけません。社会は鬼ではないけど親でもない。人間は、いくつであっても、そのバランスを見失わないようにしないといけません。
まあ、ある程度の勉強が出来ていれば、社会に出て「やっぱり会社勤めは向いてないや」となって、(うちみたいな自営業の)塾講師として口に糊する生活だって出来ますので(贅沢は出来ませんけどね)、そういう権利を得るためには、その前に義務を果たす(他者を上回る努力をする、苦しくても我慢する、休まず弛まず努力を継続する、自分自身を客観的に分析するなど)よう、権利だけを求めるような大人にならないためにも、当塾の生徒だけでなく、全ての子どもたちには努力をして欲しいと願う次第です。私もキューピーコーワゴールド片手に今年もなるべく毎日、頑張りたい子どもたちの気持ちに応えていきたいと思います。
最後に、

森川ジョージさんの漫画「はじめの一歩」42巻の1コマです。
1998年(ですから、27年前!)に発売されて、当時読んでから未だに忘れない言葉です。
努力は成功(=自分の望む結果)を得るための必要条件であるが、十分条件ではない。
当然といえば当然なのですが、普段の生活で見過ごしがちである真理なので、時に思い出しつつ、本年も努力を怠らず、体力も能力も落ち始めた体に鞭打って頑張ろうと思います。それでも失敗したときには笑って許してちょーだいとしか言えませんが、うじうじ後悔だらけの余生にならないように、なるべく残った力を出せるだけ出して頑張れたら良いなと思います。
宜しくお願い致します。
また、髪の減りも止められませんので、この状態なら丸坊主の方が良いなと思い始めています。いつか丸坊主にしてもびっくりしないでくださいね。
以上です。

内容的には令和6年度(今年度)までの教科書と大きく変化していません。
学習量が大きく変わることもありません。
小学校と中学校での英語の接続が心配となることはありますが。
(小学校の英単語を読む、聞く、話す、書くの4分野できちんとできるために、英単語覚えを小学校から始めておければ良さそうです)
和歌山市は、
国語が東京書籍から光村図書に変更、
地理が東京書籍から日本文教出版に変更、
英語が東京書籍から啓林館に変更、
となっております。
(当塾通塾者で、英語の教科書採択が和歌山市と異なる場合の学習法等は、改めてお手紙でご説明致します)
教科書学習効率を高めるためには、家庭内でのICT利用があった方がより良いでしょう(まだ、家庭内で必須であったり、塾内で必要というほど重要度が上がっている印象は無いです。フルICTは目に優しく無さすぎるので、長時間学習をするのにマイナスが大き過ぎると思っています。塾長の目が画面に弱いだけかもしれませんが、集中して物事に取り組むなら紙とペン、パッとアイデアを残したり短時間で済むことだったり、動画の方が分かりやすい情報を得るならITだと思っています)。
そのためにも、
●タブレット+ペン(iPadやChromebookでないといけないかどうかは今後検証したいと思います。また、PC+マウスだとしんどいので、PC+ペンタブや液タブ等のペンで書き込める環境はPC派には必須かなと思います。色々と試したいと思いますが、何とか安いandroidタブレットとペンで済ませられないかなと思っています)
●通信インフラの整備(Wi-Fiの整備は必須級でしょう。ahamo等で月間30GBまで使用出来るものであれば、デザリングで事が済みそうですが、今の子どもに「関係ない動画を見るな」と言っても見ちゃうでしょうし、理科の実験動画など、動画を見た方が圧倒的に理解しやすいものもありますからね・・・)
のご準備が、今年度以上に必要となりそうです。
ただ、必須度がどれだけなのかは未知数なので、2025年4月16日から一般にも販売される、新しい教科書を手に入れてからチェックしてみたいと思います。
個人的には、今の時代であっても紙9.9、ICT0.1程度の時間配分で学習を進めるのがベストだとは思っていますが、その考えがどれほど正しいのか検証したいと思います。もしかしたら、私の感覚が古くて間違っているかもしれませんからね。
http://www.manabi.wakayama-c.ed.jp/zenkoku/zenkokuR4-1.html
https://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20240729-OYTNT50245
このあたり、来年以降もチェックしなきゃいけない備忘録としても残したいところです。
色々読み取れて面白いと思います。
個人的には、公立中学校の校区拡大は、将来的な和歌山市、和歌山県の人口増加(つまりは税収増加)の必須課題だとは思いますが、賢い県会議員さん、市会議員さんが必死に取り組んでいない様子から、不要なのか実現が非常に難しいことなんでしょうね。そこに至るまでのプロセスが多いのもあるし。
でも、スポーツ特化に近い中学校を作れるのなら、勉強特化に近い中学校も作って良いと思うんですけどねえ。あまり目立ったことをすると文部科学省に怒られるので、どう上手く立ち回れるかの研究は必要でしょうが。
校区拡大が出来ないのなら、総受験方式もありだと思いますし、「和歌山は教育熱心な県だ!」となれば、若者人口の増加も緩やかに進みそうですし、Iターン、Uターンも増えると思うのですが。
なんてことを考えられるので、データは面白いですね。
明けましておめでとうございます。
当塾は2024年1月22日(月)で丸4年の運営となり、5年目を迎えます。
最近は自分自身のために求人情報を見ることもなくなりました(1~2年目までは結構見ていました。深夜のセルフガソリンスタンドでアルバイトしようと思って、危険物取扱乙4種をとったのも良い思い出です)。
これもひとえに皆様のおかげです。
心より御礼申し上げます。
さて、今年の目標なのですが・・・
① 第2教室どうしましょうかね…
第2教室運営者(候補)と良い出会いが無いまま2024年を迎えてしまいました。
人手不足が叫ばれ続けていますが、塾業界も同じです。
なかなかお互いに納得して働ける関係が作れそうな方とご縁がありません。
とはいえ、塾の質を下げてまで第2教室にこだわるのもおかしな話だと思いますので、今年もご縁がどこかにないかなー?と探し続けてみたいと思いますが、慌てずやっていきたいと思います。
② お休みをどうしましょうかね…
昨年の今頃は、2023年こそ休みを増やすぞ!と息巻いておりましたが、結局8日間しか休みをとらずでした。
まあ、私自身の性格と考え方ですね。
私は私自身の性格を、休んだところで特に何もしないサボりの人だと思っていますし、考え方は、お子さまたちに出来る限り塾へお越し頂いて細かく接せられた方が成長が早まると思っていますので、塾を続ける限りおおよそ休みが多い働き方は向いていません。
あとは、勉強でも仕事でも、人が休んでいるときに働いている方が差し引きで大きな差をつけられますのでね。
まだまだぺーぺーの私なぞは働いて当然やと思っています。
なので2024年も、それほど休みを増やさない方向でいこうかなと思います。
多少はお出かけを増やしたり、面接のためプチ出張というか家を出る回数を増やしたいとは思ってはいますが。
なお、今のところ、夏期講習前の7月に連休をとらせて頂こうかなと思っています。
友人のお誘いがその時期に入りまして。
そのくせ、勤務先の夏休みとズレているので「うまく休めるかなあ」とか言ってて、知らんがなですけどね。
誘ってんはそっちやねんから休み取りなはれ、と伝えてます(まあ、そういう気の置けない関係のおっちゃん友達がいるわけです)。
③ あとは2024年の指導法をブラッシュアップしていきます。
あまり書いてしまうと、他塾さんに真似されても癪なので書きませんが、今よりも現代の和歌山の子にとって成績が上がりやすい、成長が早まりやすい指導法がまだあると思っています。
ただ今、研究中です。
和歌山の場合、学習量不足で能力が上がらないまま貴重な義務教育時代を終わらせてしまう子がまだまだ多いですから、もっと頑張ってかなあかんなーと思います。
(特に公立中学校の平均点、平均偏差値は全国と相当低い感覚なので、勉強面で普通か普通以上を求めているのに、学校で平均点をとっていることにに安心してしまっている保護者様をお1人でも減らしていきたいなと思っています)
詳細は書けないので、この話題はこれだけです。
そして、そのためにも第2教室があった方が良いのですが・・・。
ま、慌てません。
さて、ここからは、
偏差値のお話。
偏差値ってなぁに?という前提の話ですが「同じ目標に向かって努力している人の成績順」です。
それだけといえばそれだけです。
ですから、模試の種類によっても偏差値の出方は変わります。
もしも、小学1年生が主に受験する模試が存在するとして、それを私が受験したら偏差値90くらいになるでしょうし、大手予備校の「東大オープン」を私が受験したら偏差値30・・・ないかもしれませんね、今だと。
という風に、何を目標にしているか、どんな学力層が受験するかによっても大きく変動するのが偏差値です。
当塾でいえば、中学入試用の五ツ木駸々堂模試は「関西圏で中学入試合格を目指して頑張っている子たちの成績順」を表したものが偏差値ですし、高校受験用のは「関西圏で高校入試合格を目指して頑張っている子たちの成績順」です。
それを、○○人中の▲▲番です。と言われても、「で、うちの子は□□中学(高校)合格出来るの?」というのが見えにくいので、もっと伝わりやすいように用いているものが偏差値です。
ですから、同じ五ツ木駸々堂模試であっても、中学入試のためのものと、高校入試のためのものでは、偏差値50(成績順でど真ん中)の意味合いは異なります。
単純に学力比較をすれば、中学入試用の偏差値50の方が、学力は高いです。
だって、中学受験をしない、そこまで勉強していない子や元々中学受験内容についていけるとは思えない子は受けませんから。
ですから、中学受験用の模試で偏差値50を出せれば、その時点で「普通の子より勉強が出来る」ゾーンに入っているといっても良いと思います。
高校入試用の偏差値50は、「近畿圏の高校受験をする予定の子たちの中で、ほんのちょっと真ん中より上」でしょう。
塾内模試で、塾に通っていれば無理やりでも受けさせられる模試よりも五ツ木駸々堂模試の方が受験ハードルは高いので、多少は、関西圏の他の模試より偏差値は低くなります。
(大学受験の偏差値は、有名私立中高の子も含まれていくので、また偏差値を取りにくくなりますが、それはまた別のお話です)
余談ですが、和歌山市の大きめのとある塾で実施している塾内模試の偏差値50が本当の近畿圏公立中学生のど真ん中くらいなのかなと思っています。
おおよそ「マンツーマンから集団塾まで、塾に通ってる子(頑張っている頑張っていないに関わらず)」の平均は、塾通いをしていない子も含めた平均とほとんど差は無いように思います。
話を戻します。
五ツ木模試なら47~48くらいで近畿圏のど真ん中じゃないかなと思います。
和歌山の公立中学校なら五ツ木模試なら偏差値45~40くらいが定期テストの平均点、大きめの塾さんの塾内模試で48~43くらいですかね。
それくらいが和歌山のど真ん中であるという感覚です。
星林高校ならほぼ確実に合格出来るであろう学力である、五ツ木模試で偏差値50ある子は、だいたい、5教科で各教科+10点ずつ、5教科で+50点以上あるようなので。
勉強できない子が多い中学校だと5教科で+70~100点で偏差値50くらいです。
(だから、中学受験をさせたいと考える保護者さんが大勢いるんだと、納得しました。公立中学校だと、平均をかなり超えていても偏差値50程度にしかないレベルなので、授業レベルは40台前半レベルでしょうし、うちの子は普通くらいなら勉強できるはずとか、もっと高い学力をつけるために受験させようという考え方は理にかなっていますし)
更に余談ですが、和歌山市内に、模試を受けさせない塾が多数あってびっくりしています。
え?それ、塾?なんでそんなとこ通わせてんの?塾も保護者さんも間違ってるやろと思いますが、あまり書くと怒られそうなのでやめときます。
模試無しで学力なんてわかりませんから、模試をさせない塾は「うちはなんとな~く適当にお子さんのこと見てますねんけど月謝だけはちゃんとした塾並みにしっかり払てもらいます~」というとこなんですけどね。
(塾から模試の案内をしているのに、部活やらなんやらで受験していない場合はご家庭の責任ですけど。塾側が何も案内をしていないということがとんでもないことです)
とにかくお伝えしたいことは、学校や塾などで模試を用意してくれてないのなら、もっと活用された方が良いですよ、ということ。
私立中であってもそうです。県立中でもそうです。
中学生も高校生も、模試は定期的に受験されて、学力をチェックされた方が良いと思います。
小学生のときに頑張って、中学生で模試とかかわいそうという意見も理解は出来ますが、年に1度でも偏差値を見ておくことは状態把握のために良いですよ。
学校の平均点は時代や学年によって変動しますから、基準として使うデータとしては弱いので、それだけで受験校や学力の判断は難しいです。
さて、偏差値=成績順ということを書きました。
続きは具体的に、どの位置にいれば、どれくらいの偏差値なのかというお話をさせて頂きたいと思います。
分かりやすくするために、模試受験者を1万人と仮定しますね。
偏差値50というのは、ど真ん中、つまり1万人中の5,000番目です。
模試を受験した子たちの中でいえば、あなたより勉強が出来る子、出来ない子が等しくいてますよ、というのが偏差値50。
和歌山の公立高校でいえば、星林高校に合格して、最初は真ん中かちょい下くらいからスタートできるのがこれくらい。
私立中学でいえば、信愛中、開智中、近大附中が選択可能でしょう。
もちろん、和大附中も選択可能。
県立中だと、向陽中は挑戦権獲得かな?というところで、合否はどちらも有り得るという偏差値ですね。
という風に、あなたのお子さんは1万人中5,000番目です!と言われてもピンときませんが、偏差値50です!と言われたら「じゃあ、○○中高なら目指せるね!」とわかりやすくなるわけです。
それが偏差値です。
ところで、偏差値50が真ん中というのはご存じでしょうが、皆さんがあまりご存じないのが「偏差値55ってどのくらい?」「偏差値40って?」というやつで、塾屋をやってる者なら、そりゃあ知っとかなあかんやろの部分ではあるものの、私も含め、まだ保護者さんに周知徹底は出来ていない部分です。
続きはそのお話をさせて頂きます。
まず、極端にいってみましょうか。
1万人中1位です!の場合の偏差値、それは90を超えます。
1万人中1~3位なら偏差値90台です。
さすがに私も、1万人の幼稚園児を集めて中学入試用の問題で勝負すれば達成出来そうですが、それほどとんでもなく離れた偏差値が90という世界です。
まあ、現実的ではありませんね。
(でも、高校3年生のときに、確か、東大オープンを受験した同級生が偏差値108を獲っていたので、まあどこにでもすごいやつはおるものです。なお、塾長は東大オープンを受験すらしておりませんので悪しからず)
ちょっと現実的な偏差値となると、80くらいでしょうか。
高校3年生の模試でそれくらいあると、東大医学部こと、東京大学理科Ⅲ類の合格が見えてくるという偏差値になりますが、それで1万人中14番目くらいです。
つまり、偏差値80と90の差というのは、0.1%、1万人で10人くらいのものなのです。
しかし、その10人の追い抜きがめちゃくちゃ難しいわけで。
上は勝手に崩れることがない、賢く、努力を惜しまない連中で、また下から追い抜こうとしてくる目をギラギラさせたやつがわんさかいる間に挟まって結果を出さねばなりませんから。
とにかく受験者の上位0.135%、それが偏差値80の世界です。
さて、偏差値70だとどうでしょうか。
中学3年生で、五ツ木駸々堂模試で偏差値70を出せる子は、大阪のトップ公立高を目指している子でしょう。
将来は東大、京大、阪大等の国公立大学進学や、医歯薬系の進学を一度は考える層が多い印象です。
贅沢を言わなければ、合格できる大学はわんさかあるよというレベル。
これで、1万人中230番くらいです。
上位2.3%以内になると偏差値70です。
まあ、和歌山では私立中の上位層でしかほぼお目にかかれない、公立中でたま~にいてるかなというくらいのレベルです。
小学生、中学生共に、和歌山県内で合格できない学校は無いし、合格してからも特段の事情や理由がなければ、成績が下位になる確率はだいぶ低いだろうというのがこのレベル。
いつか、本気で頑張る子がいれば、ここまで伸ばしてみたいなと密かに思っているのがこのラインです。
智弁中高のS選抜クラスに行きたい!桐蔭中高で上位にいたい!となると、安全圏は偏差値65くらいになります。
偏差値65は1万人中668人。上位6.68%です。
和歌山の公立中のトップ1人、定期テストで470点以上ある子がこのあたりにいることが多い印象です。
2023年の当塾のトップが小中どちらもだいたいこのあたりでした。
そして、塾長のいう、賢さ、(処理)スピード、努力量、気力、学習習慣、学習継続時間、集中の深さ等いくつもの条件を満たさないと到達しないとい考えているラインがここです。
偏差値65以上は、何かが大きく欠けている場合やそもそも勉強がそれほど向いていないタイプにはどうやっても到達しないラインだと考えます。
25年ほど塾関係者をしてきて、今のところそう思っています。
その下は羅列すると、
偏差値60は、1万人中1,600番目(上位16%)
偏差値55は、1万人中3,085番目(上位30.85%)
です。
塾長の言う、「賢いね!」は偏差値55以上。
上位、約1/3以上を指します。
そこまでいけば、(特に中学受験組ならば)何らかの形で資格や学歴は得やすくなると思っているので、いつか全生徒をその線まで持っていきたいという希望があります。
せっかく塾屋をやっていますので。
さて、偏差値55~45は、塾長の言う「普通」ゾーンです。
全体の4割の方はここに当てはまります。
偏差値45だけ書いてませんでしたね。
1万人中6,915番目です(上位69.15%)。
中学受験用の小学生が受験する模試でこの偏差値なら、賢い寄りの普通という印象。
高校受験用の中学生が受験する模試でこの偏差値なら、勉強不向き寄りの普通という印象です。
まあ、とにかく勉強だけに関していえば「普通」です。
そして、その下は、下から3割のゾーン。
偏差値40だと1万人中8,400番くらいのところとなって、明らかに下が見えてきている感じの成績ですね。
本人や家庭がどうしたいのか?によっては相当叩き直さないといけない成績でしょう。
(学力を必要としない職業選択をするのであれば問題ないですけどね)
そして、それは小学生の方が若い分、何とかなる可能性が高く、だいたい中2の後半以降は何とも出来ない可能性が時間を追うにつれ高まっていく印象です。
だからダメだというつもりもありませんが、個人的に、その子の将来を考えると、就職のあと、資格試験そして転職を重ねて給与を上げていくことが現代よりも増える時代が来ると思っていますので、そのためにも勉強を通して頭を鍛え、そして偏差値を正しく理解して、お子さまの立ち位置を知っておかれた方が良いと思います。
将来的に、それほど学を必要としない職種に就く場合であっても、結局は資格+転職の方が昇給が早い未来となるような気がします。
今の子は幼いので、昔に比べ、保護者さんのサポートは手厚く、長くなるものだと思います。
お子さまによっては30歳くらいまでまだサポートが必要な時代になるかもしれませんが、核家族化の進行も収まるでしょうから、その点は目が届きやすくなるでしょう。
自然に任せておけば良いと思います。
とにかく、子どもも自分を知り、立ち位置からどのような動きをすれば良いかを考えられる子にするためにも、模試や偏差値を正しく知り、その活用を促すべく、当塾もお力添えが出来ましたらと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
長くなりましたが、2024年新年のご挨拶とさせて頂きます。
(我ながら、結婚式に呼びたくない上司ナンバーワンみたいに長過ぎる挨拶やなと思いました)
想像以上に第2教室についての反響がありましたので、皆様が気になられているだろうなーということや、少し質問された内容などについて、Q&A方式で書いてみたいと思います。
Q1 いつ、どこで第2教室を開きますか?
A1 現状未定です。
理想は、目の行き届く場所、具体的には和歌山市内か岩出市内で、今と同様の形式のものを開校したいと思っておりますが、塾は結局のところ講師の力=塾の力になる部分が大きいので、指導力、人柄など総合的に良い方が、中学受験は指導できないとなれば、今の形式ではないものにせねばなりません(可能性としては、お預かりする人数を少し増やして、第1教室を中学受験専門、第2教室を高校受験専門にするとかはありますが、そうなったとしても5年、10年先になるのかなと思っています)。
今のところは、大手、中堅どころで年齢だけで安い給料しかもらえていない、それなりに実績がある方をヘッドハンティングするか、当塾にはない形式のところをM&Aするか、などなど、色んな可能性も含め人探しをしている最中です。
とはいえ、早ければ早いほど和歌山県内の、学(学歴)を求め、また能力ある児童、生徒たちの学力を高めるお手伝いをさせて頂けると思っておりますので、のんびりはしていないというのが申し上げられるところです。
Q2 第1教室(現在の場所)を本校にしますか?
A2 致しません。
あくまで現在の場所は、第1教室ということだけであって、第2教室以降も同列として扱います。社長だ社員だという風に上下をつけるのも好きではないので、雇用関係にありつつ、ビジネスパートナーのような関係を作っていこうと思っていますし、基本的な給与体系も同一にしようと思っています。
また、ご時世からして、よくある、ビルを建てて本校機能をもってというやり方は長続きしないと思いますので、将来的にも(少なくとも和歌山県内で)するつもりはありません。
やるからには自分以上に、一緒に仕事をする社員の生活を守らねばなりませんので、お金持ちになるための一か八かのような経営はしたくないと思っています。
Q3 塾長は経営に専念するのですか?
A3 いいえ。
あと20~25年は健康で頭が動くのであれば現場で居続けたいと思っていますので、経営者になるつもりはありません。だいたい、私は経営者としての能力は低いと自認しています。むしろ、第1教室の講師は私だ!の気概を持って、複数教室展開後も、他教室よりも実績を出すつもりです。決して、成果で負けるつもりはありません。
でも、この先は、更に子どもたちとの年齢差が広がって今よりも、鬱陶しいおっさん、じいさんと思われていくでしょうから、そのときに耐え切れずに引退かもしれませんね・・・。そのときは、第1教室だけを閉め、それ以外は開いているというのも良いですし、第1教室の設備をどなたかに貸し出してお使い頂くのも良いかもしれません。
どちらにせよ、せっかく生きてるんですから、人様のお役に立つ生き方をしたいなとは思っています。
あとは思いつきませんので、新たなご質問か、思いつきがありましたら追記させて頂きます。
とりあえず、うちの猫でもご覧下さい。二匹とも元気です。
宜しくお願い致します。


【問題集探しは塾屋の義務】
先日、5月31日(水)にガーデンパークに行って参りました。
小6、中3が夏休み以降受験まで、塾のテキスト以外にも頑張っておいた方が良さそうな市販のテキストを購入しようと思いまして。
(塾用テキストはそれはそれで良いものですが、市販本にも良いものはたくさんあるので、塾屋のおっちゃんはみんな、本屋さんは避けては通れない道なんですね。本屋さん神です。いててくれてありがとうございます。なのです。)
実は、もっと前にほにゃらら屋書店にも行ったのですが、学習参考書コーナーが狭くなっているような印象でして…。
ただ、これはほにゃらら屋書店が悪いとかどうこうということではなく、当然といえば当然なのです。
5月というのは、市販本が出揃うには早い時期でして、この時期に本屋さん巡りをしてもあまり良い本が並んでなくてもそれはそれで当然な部分もあり、夏休み前になると、「夏休みに家で頑張れるテキストはうちのだ!」と各社、どしどし刊行をし始めるものです。
ま、早い話が売れるわけです。そういう本が。
とはいえ、それから本棚に並べてもらっても「普通やな=学習参考書にそこまで力を入れていないんだな」となるわけですので、正直なところ若干がっかりした気持ちでほにゃらら屋書店を後にしたわけです(単なるドライブになっちゃったし、そこの書店では何回も購入しているので、結構大きな信頼を置いてたところもあって)。
【それに比べてガデパよ!】
さて、問題集をどないしようかなぁ…と考えてたときに、今年卒業した生徒が「先生、ガデパに問題集たくさんありましたよ」と言ってたなあというのを思い出しまして。
私は大阪出身であり、兵庫で長く塾に勤務していたので、イオンは身近な存在ではありましたが、ガデパやらTSUTAYA WAYというものは和歌山に来るまで存じておらず、慣れが無い分、プラスもマイナスもな~んもイメージがありません。TSUTAYAは分かりますが、WAYってなんや?って感じなわけです。
ガーデンパークもそう。ガーデンパークをガデパと略すのは存じてましたが、サマータイムレンダで出てきたときに「ほんまに略してる!」と思うくらい慣れてませんし、一度映画館には行きましたが、映画ではなく水曜どうでしょうのライブビューイング、確か、家を建てるとかのやつですから2019年ですかね、に行ったっきりでそれ以降は一度も行っておらず…。
当時、チラッと見た感じでは、漫画やらCDやらDVDやらをたーくさん置いてるな~、まあ言うてTSUTAYAやしってな感じだったのですが、生徒から得た情報なら間違いないやろ!と思い、ドライブがてら行ってみたわけです。
【感動しましたわ】
そしたら、ガデパすごいな!(厳密には、TSUTAYA WAYすごいな!ですけど)となりました。
買おうと思ってた問題集…の2023年度受験用(なので、去年発売のやつ)やら、赤本も潤沢に置いてあり、あ!これは2024年度受験用もたくさん置いてくれるやろ!と期待できる品揃えでした。
実のところ、2023年度用が置かれていることは塾屋のおっちゃんにとっては非常にありがたいことで、昨年は志望者がいなかった学校を今年志望する生徒がいた場合に、1年でも多く入試問題を手に入れられるのは非常にありがたいことです。もっと古いとなると、BOOK OFFになるわけですけれども。
他にも、ちょうど参考書フェアを小さくやっていて、見たことないようなテキストが売られてたりで、もうちょっと授業時間が取れるようなら使ってみたいなと思えるテキストが見つかったり。いやあ、新しい発見があると嬉しくなりますね。
ガデパ神やな!(厳密には、TSUTAYA WAY神やな!ですけど)と思った次第で、今後は、宮脇書店、BOOK OFFと共に回る本屋さんが増えて今後の楽しみが増えた塾長でした。
なんかええ問題集ないかな~?という相談があったときには、「ちょっとガデパ見に行ってからまたお返事します!」と申すのがしばらくの定番になりそうです。
宜しくお願い致します。
2023年6月1日(木)より、当塾の入塾案内を改訂することと致しましたのでお知らせ致します。
主な変更点は以下の通りです。
①新型コロナウイルス罹患による特例を終了致します
去る、5月8日(月)から2類感染症から5類感染症に変更されたことに伴い、当塾における特例(欠席による返金)を終了させて頂きます。
また、当塾内においてのマスク着用は、インフルエンザの流行等を鑑み、まだしばらくの間は室内でのマスク着用を継続して頂きたいと思います。
状況に応じ、生徒さんのマスク着用を自由をさせて頂きたいと思います。
②退塾勧告、退塾処分を少し厳格化致します
今後、当塾入塾案内の「退塾」の項目に複数該当する生徒がいた場合に、退塾勧告書を2回までお出しします。
また、3回目には退塾処分書をお出しし、強制退塾とさせて頂きます。
当塾のコンセプトは「なるべく塾代のご負担を小さくして、他塾よりも学力や能力を伸ばし、高い進学実績を出す」ですが、明らかに学習量が不足している生徒が現れ始めました。
当塾は、ただ生徒を集め売り上げを伸ばすということを至上命題とせず、塾としての質にもこだわっているつもりです(個人塾だから出来るやり方ではありますが)。
むしろ、避けたい評価は「安かろう悪かろう」です。
この評価だけにはならないよう意識して頑張っているつもりです。
そのため、目に余る程度に
●学習態度に問題がある場合
●成績不振である場合
●塾の運営に非協力的である場合
には、当塾はお子さまに適した塾ではないため、お月謝を頂戴するのは心苦しいこともあり、他塾さんに変わってもらうようお伝えしていきたいと思います。
具体的には、以下の項目のうち、複数該当した場合には、退塾勧告をお出ししたいと思います。

今後とも、塾としての質を保ち、頑張りたい子が頑張れる環境を提供し続けるための措置となりますのでご理解下さればと思います。
<その他>
●小学生の受け入れ人数を絞る予定にしています
今年と同レベルの中学受験が続くというのであれば、県立桐蔭中と智辯学園和歌山中や、それ以上の学力を求められる私立中学校は少なくとも小4から受験勉強をスタートしないと厳しくなる子の割合が高くなりそうだと思いました。
また、その他の私立中学校や県立向陽中でも、塾通いを小5の頭から始めないと厳しい子もいるように思います。
そして、そういうお子さまを細かく指導して少しでも合格率を高める、もしくは高校受験でのリベンジを可能とする能力作りをしたいという思いもあります。
そのため、現在は小学生、中学生共に最大8名までのお預かりとしておりますが、早い段階で、お月謝は据え置きのまま、小学生の受け入れ人数を減らしていきたいと思います。
その分、もっと細かく指導し、学力や能力を高められるお子さまを増やし、価値ある塾であり続けようと思います。
●お月謝について
現状、変更(値上げ)の予定はありません。
ただし、消費税が15%以上になったときには、全員一律で500円ほどお月謝(といいますか、諸費用分)を値上げしようかなとは思っています。
12%、13%のあとに15%でしょうから、消費税が理由になる値上げはまだ先でしょうね。
あとは、生徒さんです。
今のまま、皆さんよく頑張る生徒さん(頑張っている子は、中学生だと他塾さんの2~3倍量くらいやってそうですもんね)が多い状態であれば問題ないのですが、時代が変わって疑問符のつく子どもが増えた場合には、基本的なお月謝は値上げし、頑張っている子は割引対象となって今と変わらないお月謝になるよう調整させて頂こうと思います。
頑張る子はお月謝を安く、頑張らない子はお月謝が高い塾、という方向性を強化するのもアリかなと思います。
●猫
うちはオスの兄弟猫を2匹飼っているのですが、3歳を超えてもめちゃくちゃ甘えたで、塾を閉めて家に戻ると必ず抱っこを要求してきますし、食卓の前に座ると膝の上に乗ろうとします。
寝るときは2匹で布団の上や中を取り合って、うまく場所を分けながらくっついてきます。
以前、祖父母が飼っていた猫はメスだったこともあるのか、全く懐かず、布団で横になっていると一晩中監視されていたので、想像と違って楽しいです。
あとは言葉が通じなくても面白いものですね。
話しかけると、ニャーと何か返事をするのですが、まあ、何を言っているのか分かりません。
おやつをくれ、早く横になって一緒に寝ようというのは分かりますが、それ以外の要求は未だにはっきりとは分からないまま、こうかな?違うかな?と考えながら対応しています。
猫の餌代も高くなってますが、生き物にかけるお金を減らすわけにはいきません。
このまま健康であと10年でも15年でも、もっとでも長生きしてくれたらいいなと思いながら、今日も甘やかしている次第です。

暗くて見えにくいですが、腕にくっついて寝ている猫です。
厳しく教育しなくて良ければ、かわいくてどこまでも甘やかしてしまいますね‥‥。
●そろそろスキンヘッドにすることを検討しています
自分自身でも、髪が減り過ぎてみすぼらしいと思っていますので、今年か来年か…分かりませんが、そろそろスキンヘッドにするかと思います。
怖がらないで下さいませm(__)m
(ハゲ塾長とかでキャラが定着したら、それはそれでありやな、なんて思っています)
